キャピタルゲインとスワップ金利

FXには大きく分けて2種類、利益を出す方法があります。為替の変動に合わせて通過を売買し、その差額を利益にするキャピタルゲイン、金利が低い通貨を売り、金利が高い通貨を購入した場合に出る金利の差で利益を出すスワップ金利です。

差額を利用した利益がキャピタルゲイン

キャピタルゲイン方式とは、通貨を安く購入し、高く売ることで出る差額を利益にとして収入にするものです。多くの人がこの方法は知っているのではないでしょうか?通貨は大幅に価格が下降したり上昇したりすることがなく、24時間為替取引が可能なことから、初心者でも儲けを出しやすいというのはこのキャピタルゲイン方式で、利益が出る相場のときにすぐに売りに出せばいいということから言われているようです。またFXでは通貨を一度借りて、売ることから始めることも可能なので、このような場合はFX業者から一度借りた通過を売りに出します。>>>FXのメリット・デメリット
高い状態で売りに出して安くなった時に売った通過を買い戻すと安く、売ったときと同じ分の通過が手に入ります。その差額で儲けを出すことも可能です。

金利の差益で設けるのがスワップポイント

スワップ金利やスワップポイントなどと呼ばれている方法です。金利の差額で儲けを出す方法になります。例えばドルのスワップポイントの場合は日本とアメリカでドルの金利が違う場合、この金利の差額のパーセンテージがスワップポイントと呼ばれる儲けになります。1ドル100円のときに100ドル分購入した仮定します。このときの日本での金利が5%、アメリカでは金利が15%だったとすると、金利差が10%になります。この10%分がスワップポイント、つまり100ドル(1ドル100円×100)×10%で、1000円が儲けになるのです。この金利は年間の計算になりますので、これで一日あたりの儲けを換算します。FXの場合は1万ドルなど大きな単位で購入すれば、その分利益も上がるということになります。ただし、この場合も金利が逆転してしまえばスワップ金利分を支払うことになります。